入社当初は不安だらけでした。新人研修で営業のイロハを教わったものの、いざ本番となると全く違います。ただ最初の一台が売れると自信がついてきます。本当に売れるのだろうか？という不安がなくなり、先輩の商談を観察する余裕が出てきました。あるとき、最後の一押しがあることに気づいたんです。
「ボクから買って下さい。」その一言が出せるようになってから状況は一変しました。クルマの営業はお客様と長い付き合いになります。クルマを売るというより「ボクを買って下さい」という感じです。ほとんどプロポーズです（笑）。
未熟であることは自分がよく分かっています。でも尊敬する先輩が近くにいて、会社も一丸となってサポートしてくれる。あとは自分が成長するだけ。今でもお客様に「ありがとう」と言われると嬉しくて涙が出そうになります。まだまだなのになんて優しいんだろう。早く一人前になって恩返ししなきゃ！って。

はじめは戸惑いました。会社の研修や講習を受けて、あとは先輩について教わっていきます。すべて初めてのことですからね。でも、一つずつ何かができるようになっていくのは楽しいですよ。簡単な作業からはじめて、徐々にレベルが高くなってくる。先輩も同じ道を通っているので、自力で乗り越えられるちょっと上のハードルを用意してくれます。入社して10年以上経ちますが、それでも疑問がなくなることはありません。クルマ自体の性能もあがっていますし、お客様からの注文もいろいろですから。
今は難題をクリアしていくことに喜びを感じます。一人で無理ならチームで対応します。解決してお客様から「ありがとう」って言ってもらえた時はもう感動です。この仕事をやってって良かった！と思う瞬間です。
分からないことがあったらどんどん聞いてほしいですね。何でも聞きやすい職場ですし、一度はぶつかる壁もあります。偉そうに答えていても、昔はみんな同じところで躓いているんですから（笑）